REITが実物不動産投資より優れている点 - REITで資産運用する不動産投資入門

基本的にREITや私募ファンドのような不動産ファンドへの投資と実物不動産への投資と
比較した場合、次のような点で不動産ファンドの方が優れています。

不動産ファンドのは運用面に関しては全て第三者(アセットマネジメント、プロパティマネ
ジメント)が行ってくれます。一方、実物不動産へ投資する場合はそうもいきません。

運用面に関しては投資家自らが不動産投資にかかる様々な点を行う必要があります。
賃貸アパートを経営する程度なら問題ないかもしれません。

しかし、賃貸物件でも規模が大きくなりますと投資家が全てを管理するのは困難です。
そうなると必然的に専門の業者に頼まなければなりません。

当然のことながら専門性や経験の蓄積から高い運用能力を存分に発揮してくれますので、
それなりの金額を定期的に支払わなければなりません。

ですので、投資するというよりも完全に経営する格好となりますので、REITや私募ファンド
のような不動産ファンドと比較すると全ての面で非効率です。

そして、不動産物件を購入するためにはとてつもない大きな資金が必要となりますので、
不動産ファンドのような分散投資することが非常に困難です。