不動産投資信託のような金融商品は、日本には馴染まないといわれていました。こうした
証券化商品に対する理解が乏しかったので実現するまで相当の時間を要しました。
そして、実際にREIT(不動産ファン)が日本の市場で誕生したのは2001年です。この年は
小泉政権が誕生した年で、以降様々な規制緩和が行われました。
誕生してから2007年前半までは国内の不動産市場が過熱状態にあったこともあって、
リートも連日のように史上最高値を更新する、文字通りバブル状態にありました。
リートが誕生したことによって、これまで不動産投資に興味があっても、実物不動産への
投資は膨大な資金を必要とするため、敷居が高すぎて一般的ではありませんでした。
しかし、リートの誕生により、こうした不動産投資のデメリットを解消したのです。普通株と
おなじ東京証券取引所に上場しているということで株式投資を中心に行っていた一般の
個人投資家にとってもリートは魅力的な
金融商品として映ったため人気が加速しました。
REITの数が増加することにより、不動産市場が大きく成長することは喜ばしいことなので
すが、残念ながら様々な問題もあります。今後はそれぞれのREITの特性を理解すること
非常にが困難なることが予想されています。
それぞれのリートがどのような運用方針を持っているのか、また、実際に運用する担当者
がどういった考え方を持って、どのような運用をしていくのか把握する必要があります。
こういったことを知るには自らアンテナを広げて、情報収集に務めなければなりません。
投資の世界は全てにおいて自己責任であるため、仕方がないんです。
情報収集には限界があります。ですので、資産運用会社が顧客となりえる投資家のため
に積極的にセミナーを行なっています。ここで不動産投資に関する勉強ができます。
大半が無料となっています。もしくは、有名な著者の有料セミナーなどに参加するのも、
良いでしょう。身銭をきることで真剣に勉強しようとします。
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