日銀がREITに資金を投入することが決定しました。不動産市場の安定化を図るには規模
は小さいですが、何もしないよりは全然ましです。
大きく上昇することは少ないかもしれません。今後さらに円高が進むことになれば、海外勢
はきりの良いところで引き上げることになるからです。
ですので、日銀の介入は長期間にわたって継続して行われることが望まれます。
特に来年以降は欧州圏で経済破綻する国が続出する可能性があります。
ギリシャ、スペイン、、ポルトガル、アイルランドのように主だった産業が無い国は、金融と
不動産バブルで経済を膨らましてきたので、そのつけが今重くのしかかっています。
もし、これらの国々が危機的状況に追い込まれれば金融機関の多くが資金の回収に奔走
することとなります。世界中の金融市場は大混乱となります。
日本も欧州のこれらの国々に投資している規模が小さいといっても何らかの被害をこうむ
ることになります。
REIT市場にも影響は及ぶことになると思います。
まず、外国人投資家は速やかに資金を本国に引き上げることになります。
そのときはリーマンショックの比ではないと思いますので、すでに利益がでているのであれ
ばある意味逃げるチャンスなのかもしれません。
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