景気の良いときというのは、会社の業績も右肩上がりで上昇するので、人員を増加する
などして、さらに業績拡大を図ろうとします。
そうした影響で小さいオフィスから、より大きなオフィスに移るといった動きが活発化する
ので、必然的にテナントが埋まり、物件の価値が上昇します。
ですので、景気がよいときは商業エリアにあるオフィスビルを中心に運用しているリート
が強くて良いのですが、不景気になるととたんに厳しくなります。
不景気でも強い銘柄選びをダイヤモンド・ザイが以下のとおり解説しています。
「一部転載:ダイヤモンド・ザイ」
『震災後のJリートの選び方と注目の10銘柄』
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110615-00000301-zai-bus_all
◆どんな銘柄を選べばいい?
→住宅系や商業施設系で有利子負債比率が低く高利回りの銘柄が買い!
では、個人投資家がJリートに投資する場合、35銘柄上場している中からどの銘柄
を選べばいいのか、下記にまとめた。
住宅は景気に関わらず需要や家賃が安定しているし、商業施設や物流施設は長期
の固定契約が多いので、やはり家賃収入は安定している。
一方、オフィスの需要と家賃は企業業績によって左右されやすいため、景気拡大期
には分配金や投資口価格の上昇も期待できるが、景気の先行きが不透明な時には
分配金や投資口価格下落のリスクが高くなるといえるだろう。
また、運用会社の大株主でJリート運営をバックアップするスポンサーが、大手不動産
や大手商社など信用力が高く不動産ビジネスのノウハウがある場合には、
銀行の融資条件が有利になったり、良質物件の調達が可能になる
こともあるので、スポンサーも確認してみよう。
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住宅系と商業施設は確かに不況でもそんなに大きく動くことは無いので良いのですが、
問題は景気が右肩下がりで悪化した場合ですね。震災の影響から景気の悪化が長期化
する恐れがありますので、この点を十分考慮して投資する必要がありそうです。
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