サブプライムローン問題が拡大したことにより、長期金利が低下
しているのですが、これに連動して、住宅ローンやアパートローン
の金利も低下しております。
金利について日銀は常に引き上げの意向を持っていると伝えられ
ておりますが、こうした背景には、バブル崩壊から10数年に渡って
続けてきた超低金利を普通の金利水準に戻し、金融政策について
の選択肢を増やしたい意向があるようです。
しかし、サブプライムローン問題によって、先送りされることになり、
また、原油が急速に値上がりしているので、ガソリン価格をはじめ、
物価上昇を促しております。
しかし、物価が上昇すれば、金利にも影響を及ぼしかねません。
金利が上がる気配が出ては後退する状態が続いており、大きく
変動する可能性が高まってきていると思います。
不動産投資でも、金利動向にはより慎重なスタンスをとることが
今後は非常に重要だと思われます。
ローンを組まれている場合、固定金利であればよいのですが、
変動金利で借りている人は、ローン残高の減り具合と、金利の
上昇が収支に及ぼす影響を試算する必要があります。
物件価格に対するローンの比率(LTV=Loan to Value)が高い
場合、急に金利が上昇すると、賃料収入より利息の額が上回る
こともありますので十分注意が必要です。
そして、5年後、10年後に金利が上昇した場合の仮説を何通りか
たてて、シミュレーションするのが良いかと思います。
また、物件価格に対する
ローンの比率(LTV)につきましても、同様
に仮説をたてて何通りかシミュレーションするのがよいでしょう。
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