REIT市場が誕生する前後は、大手不動産会社が大手デベ
ロッパーと組むなどして、実際に大規模なファンドを立ち上
げるだけで大きな話題となりました。
REIT市場が誕生し、3~4年ほど経ったときが一番活況だっ
たように思います。規模が大きかっただけに多くの投資家の
投資意欲を大きく高めることができました。
実際に、規模が大きければ大きいほど
分散投資効果が高ま
るので運用が比較的安定します。
しかし、だからといって、投資家が期待する運用利回りを
確保するのは決して簡単ではありません。
一般的に適正とされる規模は、数100億~1000億円程度
といわれているので、こうしたことから中小の建設会社や
不動産会社にも充分なチャンスがあるわけです。
ファンドの規模が小さければ逆に高い利回りを出せる可能
性もあるので、市場を活性化につながると思います。
しかし、残念ながら今現在、サブプライム問題によって金融
市場が信用不安で大きく揺れ動いているため、銀行も不動
産への投資を抑えています。
本来であれば、REITをはじめとした不動産ファンドを利用す
ることで、銀行からの間接融資から脱却を図りたいところだ
ったわけですが、難しい局面に入っています。
REIT市場への上場を取りやめるところも出て来ていますの
でしばらくは調整局面が続きそうです。
日本でも、アメリカのように、ホテルファンドが人気を博し始
めていただけに悔やまれます。
パチンコリートようなものが登場することを期待していたの
ですが、現状では厳しいと思います。
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