2007年後半からサブプライムローン問題が浮上したことによって、銀行側の融資に対
する条件が一気に厳しくなり、
不動産関連業者に大きな衝撃を与えました。
これまで、
レバレッジ(銀行融資を受けて取得した
不動産物件を担保にし、別の物件を
取得するために
銀行融資を受けるといったことを繰り返す)をかけて不動産物件を取得
してきた不動産関連企業が破綻に追い込まれるケースが増えています。
こうした影響からか、
リートの基準価格も大きく低迷しています。ですので、
REITに投資
するのは危険なのではないかと思われる方も少なくないと思います。
しかし、
リート銘柄の多くが優良物件を保有しており、配当利回りもかなり高い水準に
あるので、もしかしたらリートで大きな利益を得る最後のチャンスかもしれません。
リート市場は、これまで
リート銘柄の破綻リスクを嫌気して、これまで大きく下落する
ことになった感が強いので、かなり割安な状態にあります。
こうした厳しい状況下を生き抜いた銘柄は、やはり強いです。もし、生き残ることができ
れば、数年後には大きなリターンが期待できると思います。
これまで、先行する格好で不動産市場に把握材料がでました。今現在は、だいぶ落ち
着いてきていますし、早ければ今年の暮れくらいに底を打つ可能性が高いです。
また、売られすぎると必ず買戻しの動きが強まります。必ず、ここまで
株価が下がった
ら買おうと、いった動きが活発化することになるので、悲観的な状況に相場があったと
しても、こうした状況が永遠につづくわけではありません。
反転する場面で
投資することができれば、大きな成長を期待することもできるわけです
から、しっかりとそのタイミングを見極める準備をすべき状況に今あると思います。
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