REITにおける投資法人は、資産運用を行うための器でしかありませんので、実際に不動産を
運用したり、管理したりするのは、全て外部の専門業者に委託します。
そして、投資法人から、不動産での資産運用するように委託を受けた上で、実際に不動産の
取得・売却・管理を担うのが投資信託委託業者です。
投資信託委託業者は、投資家から集めた
お金の運用を任されているわけですが、しっかりと
運用するために、必要な資金や人材の確保がしっかりと行なわれているかが問われます。
こうしたことから、特に不動産に関しては専門性をもっていなければなりません。こうしたこと
から、REITの運用会社として事業を行なうには、宅建業の免許取得、国土交通省による取引
一任代理の認可、内閣総理大臣による投資信託委託業者の認可をえなければなりません。
繰り返しになりますが、投資法人は不動産の取得、売却、管理運営などを全て投資信託委託
業者に委託するのですが、これだけではありません。
投資法人の会計処理や資金管理、保有資産の管理といった実務運営についても外部に委託
します。投資法人内部における実務も外部に委託します。
一般事務と資産保管がそれにあたります。一般事務業務には名義書換事務、会計帳簿作成
事務などが含まれます。そして、これらは通常信託銀行が受託することになります。
また、資産保管業務の中には投資法人が取得する資産、金銭の受け取り、各種書類の保管
といった業務があります。これらも信託銀行が受託します。
『タグ』
REIT 信託銀行 投資法人 不動産 資産運用
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