今現在、サブプライムローン問題によって金融市場は大きく揺れ
ており、
米国株式市場にてダウが1万3000ドルを割りました。
サブプライムローン問題に関しては、格付機関による格付けが
誤っていたことが指摘され、訴訟問題に発展しています。
その格付けについてですが、格付機関が、投資家の代わって、
会社の経営状況や返済能力を考慮して格付けします。
債務履行の確実性が高いとされるAAA(トリプルA)から、債務
不履行に陥ってい」状態を示すDまでの10段階で評価します。
株式市場で格付けが一段低く設定されたとアナウンスされると、
大きく売られることとなります。
日本の
REIT市場でも同様ですが、アメリカのREIT市場はもっと
シビアで、債務履行の確実性が低くなったと判断され、金融機関
から資金を借り入れる場合、金利を多く要求されることになります。
金利が高く設定されることにより、当然のことながら支払う金利も
多くなり、会社の財務状況に大きく影響します。
また、格付のない会社には融資しない金融機関も少なくないようで、
判断材料が少ないことから投資家も集まりにくいとされています。
当然、格付機関は公平性を求められ、一般の投資家に代わって
専門の知識や判断能力が期待されております。
もし、企業から賄賂を受けて格付けを甘く設定されると大きな問題
になることは容易に想像できます。
一般投資家および金融機関からの信用がなければ格付機関は
成立しませんので、格付機関は正確な判断を心がけています。
REITをはじめとした金融商品に投資するうえで格付機関の判断
を信用するかは、あくまでも目安程度にとどめておくべきです。
悲観する必要もなければ楽観する必要もないからです。
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