REITをはじめとした
不動産ファンドを運営している投資法人、
の状態をみる上で役立つ指標として自己資本比率があります。
これは、株式投資で、銘柄分析を行なうさいに、その会社の
お金の流れがどのような状態にあるか分ります。
自己資本比率が高い方がお金がある状態を表し、単純に考え
てもお金がないよりもあったほうが安定した経営を行なえます
し、新たな事業展開も容易になります。
こうしたことから、REIT、不動産ファンドのためだけの指標は
なく、その他の金融商品への投資するさいにも使える重要な
指標であることがお分かりいただけると思います。
自己資本比率のもとめかたは以下の通りです。
Aさんは現金500万円と土地建物1500万円分を所有しており、
ローンの残りが300万円となっております。
一方のBさんは現金300万円と土地建物2500万円分を所有して
おり、ローンの残りが1500万円あります。
Aさんは500+1500=2000万円のうち、1700万円を自己資金で
まかなっていることになります。
Bさんは300+2500=2800万円のうち、1300万円を自己資本で
まかなっていることになります。
自己資本÷全財産のパーセント=自己資本比率
Aさんは1700÷2000×100=85%
Bさんは1300÷2800×100=46.4%
この数値を比較すれば、Aさんの方がBさんよりも、お金に余裕
があることがお分かりいただけるかと思います。
投資法人も一般の会社も同じで自己資本比率が高い会社の方
が安定した事業を行なえることとるので、投資判断を下すさいに、
決算書を見るときの目安になります。
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