60年代に米国で誕生したREITですが、サブプライム問題が浮上
するまでは、長期間に渡って成長していました。
市場に登場した当時は、まだ知名度も低いことからいきなり爆発
的に市場が拡大するようなこともありませんでした。
米国のREIT市場では、それまで多用されていたREITの成長戦略
であるUPREITを利用した新規上場公開の反動が過熱しすぎてし
まったため、市場が冷めてしまうこととなりました。
一度に大量のREIT新規株の供給があったことが大きな要因とされ
ています。また、当時の
株式市場が加熱しすぎ、投資市場における
資金の移動が生じたことなどがあげられております。
こうした紆余曲折を得て90年代に入りREIT市場は大きく成長する
こととなるのですが、そのまえの10年間は成長幅も少ない状態に
で、ほぼ横ばいといった状態が続いたのです。
1990年代も半ばに入り、アメリカでのREIT市場はさらに成長し続
けることとなったわけですが、1996年には、エクイティREIT産業市
場最大の35.27%の収益率を実現することとなります。
実際に、ほんの1年前までは日本のREIT市場も、この時期のアメ
リカのREIT市場と同じ状況にあったわけですので、今後REIT市場
が見直されれば再び拡大成長が見込めると思っております。
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