社団法人住宅生産団体連合会から、会員会社の支店、営業所、
展示場などの営業責任者へ四半期ごとに行なわれる業況感の
アンケート調査報告が発表されました。
発表された内容についてですが、07年10月から12月にかけて
の戸建注文住宅などに関する受注実績を、前四半期(07年7月
から9月)との比較調査を基に指数化されております。
発表された内容によりますと、戸建注文住宅の受注実績に関
しては、棟数でマイナス34ポイントと下落しております。
また、地域別でも全地域でマイナスとなっており、一部の地域
を除いて、全国的に2桁のマイナスとなっております。
08年1月から3月の見通しでは、07年10月から12月の実績と
比較して、受注棟数がプラス31ポイントとなっております。
また、全地域では2桁のプラスとなることが見込まれております。
やはり、昨年の6月に改正建築基準法が施行されて以来、審査
が大幅に遅れることとなり、建てたくても建てられないという状況
が形成されることになった影響は大きいようです。
こうしたことから、昨年前半までは、建設業界はここ数年で最も
好況だったにも関わらず、一転して不況となりました。
こうした傾向に対して具体的な対応策がとられていないのが
現状ですが、こうしたこと意外にもマイナス要因があります。
原油高にともなう原材料の高騰から建材、資材などが高騰し、
コストアップを余儀なくされることが予想されているからです。
住宅購入を検討している人達の賃金がこれらの動きに合せて
上昇する可能性は低いことから、今後は住宅購入を見送られ
る傾向が高まらないことを願います。
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