【REITで資産運用する不動産投資入門】
ロイターが報じた記事によりますと、
REITに投資する国内籍公募
ファンドの11月末の純資産残高は前月末比8.0%減の10兆0768
億円となり、2カ月連続で減少することとなりました。
こうした背景には、米サブプライムローン問題の影響で、住宅に
投資するREITの人気が冷え込むこととなり、こうした傾向は、今
現在国内外のREIT相場に見受けられます。
11月は東証REIT指数が前月比5.4%下落し、欧州の不動産関連
証券指数FTSE EPRA/NAREIT Europe Indexと米国のREIT指数
であるMSCI US REIT Index がそれぞれ9.7%、大幅下落してます。
REITファンドの内、およそ7割にあたる154本は定期的に分配金が
支払われるタイプとなっております。
こうした分配型ファンドは、株価との相関が低いことが投資家に
受けて、同じ分配型ファンドを持つ投資家から、リスクや資産を
分散するための商品としてこれまで人気を集めてきました。
これほどまでに大きく減少することとなった要因として、相場の
急落を嫌気して投資を控える風潮が広がっているようです。
今後もこうした傾向がしばらく続くことが予想されます。
※REITへの投資は必ず自己責任でお願いします。
REITへ投資する前に各機関から発表される開示情報
をご確認下さい。REITに関する文章の誤字、誤配信を
一切責任を負いませんのでご了承ください。
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