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LTV(Loan to Value)の仕組について - REITで資産運用する不動産投資入門





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LTV(Loan to Value)の仕組について


昨年にサブプライムローン問題が浮上した時点では、まさかこれ
ほどまでに住宅ローン債券の焦げ付くことで金融機関の損失が
拡大するとは思いませんでした。



しかし、現実にリーマンブラザーズは破綻することになったわけ
ですから、今後は連鎖反応が広がらないことを注意すべきです。



リーマンブラザーズは過去数年間の間に住宅ローン債券で一気
に業績を高めたのでこうした点が当時、高く評価されていました。



ですので、結果だけ見れば皮肉なことになってしまったわけですが、
今後はより評価するうえでの基準が厳しくなると思います。



そんな中、今回は不動産物件を購入する上で融資を受けた場合
などの状態を測る大切な指標であるLTVについて簡単ではござ
いますが、解説させていただきます。



LTVとは、Loan to Valueの略称です。社債および借入金などの
負債額を資産価値で割った比率のことをいいます。



LTVは、DSCR(借入金償還余裕率)と並んで借入金返済の安全
度を測る尺度となっています。また、LTVは数値が低ければ低い
ほど負債の元本償還に対する安全性が非常に高いです。



金融機関が融資をする際にはいわゆる担保掛目として重視される
指標です。こうしたことから同様に投資家がABSなどのデット投資
をするときにおいても特に重視されます。



そして格付け機関は格付けレベルに対応するLTVとDSCRの数値
基準を設定しており、評価の基本とする指標です。
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