【REITで資産運用する不動産投資入門】
今現在、原油高により原材料が高騰していることから昨年後半
からインフレ化が進んでおります。
インフレ化が進むと、消費を抑えるために政策金利を利上げし、
反対にデフレ化が進むと消費を促すために金利を利下げします。
不動産投資はインフレに強いとされておりますが、残念ながら、
今現在、法整備による弊害などが重なったことにより不動産市況
は好調とはいいがたい状態にあります。
一方、REITへの投資も、これまで以上に株式市場と連動すること
となり、連日東証リート指数は年初来安値を更新しています。
しかし、不動産投資が今後も有効な資産運用の手段であることに
は変わりはなく、時代にあわせて不動産投資を心がけることで、
ある程度の問題は解決できると思います。
ですので、今後もし土地をお持ちの方が賃貸マンションを経営さ
れる場合や、ゼロから不動産投資を始める場合であっても時代
の流れに合せる必要があります。
特にインフレと金利動向の二つは事業の成否を決めることになり
ますので、十分注意する必要があります。
上述したとおり、不動産投資はインフレ局面では有効な資産運用
と述べましたが、バブル期は土地の値上がり率がインフレ率より
も高かったことにより所有するだけで大きな利がありました。
そして、借入金によって不動産物件に投資する場合もインフレの
進行によって貨幣価値が下がることになるわけですが、それより
も家賃の値上がりが大きく有利な投資とされていたわけです。
なので、大幅な土地の上昇が期待できない今では決してインフレ
に強いとは断言できない状態にあります。
やはり、今後は物件と市況次第ということになると思います。
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