個人ができる不動産投資は戸建住宅、アパート、マンションなどを所有することですが、物件
そのものが非常に高額であるため手軽に投資することは出来ません。
そうしたなかで比較的手軽に投資できるのがワンルームマンションの区分所有です。
取得する物件にもよりますが、大体500万前後の自己資金で投資することができるとされて
います。賃料保障や管理代行などのオプションもあらかじめ用意されています。
しかし、不動産投資は物件を所有しただけでは何の利益も生みません。
不動産投資で難しいのは入居者を確実に確保することです。
大半のオーナーさんは大なり小なり入居者確保に頭を痛めています。
そうした中で全く投資経験がない方が適切な投資判断を下すのは難しいでしょう。
何も知識が無ければ不動産業者の言われるままに購入してしまうことになります。
■REITについて
一方、REITの場合は自分で不動産物件を運用することはありません。
不動産への投資は資産運用のプロであるファンドが行ないます。ファンドの仕事は投資家から
資金を集めて、その資金をもとに色々な物件に投資します。
ですので、個人では到底できないくらい分散効果が高いわけです。
また、資金面でもメリット・デメリットがありまして、ワンルームマンション投資で500万円程度
の自己資金が最低でも必要ですが、REITの場合は50万円程度でも十分投資出来ます。
REITが誕生し、小額の運用資金で不動産投資が可能となったわけですが、デフレが進んで
いるため、積極的に投資するのは避けなければなりません。
物の価値や人の労働価値が下がっている中では投資する側のリスクは大きすぎます。
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