07年のマンション市場動向が不動産経済研究所から発表され、
それによりますと、首都圏の販売戸数は前年比18.1％減の6万
1021戸と、93年以来の低水準となっております。
こうした要因には、東京都の一部の地域では、さらなる価格上昇
を期待する販売業者が供給を渋ったことが続いています。
また、埼玉、千葉などでは価格上昇で売れ残りが増えたており、
年間販売戸数は3年連続で減少しております。
そして、08年の販売にかんしてですが、昨年6月に建築基準法
の厳格化による影響が今後さらに拡大することが予想されてい
るため、不動産経済研究所は前年比11.5％減の5万4000戸と、
さらに減少が続くと予想しております。
不動産経済研究所は既に価格は天井をつけた可能性が高いこ
とから、金利の先高感も落ち着いてきていることから、郊外では
さらに下落すると予想しております。
新築マンション市場も完全に2極化しており、一般のファミリー
タイプのマンションが売れずに、億ションとよばれている富裕
層向けのマンションは売れているようです。
今後もこうした傾向が続くことが予想されます。
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