依然として金融不安が沈静化する気配がない中で、米住宅市場
はコレまで以上に速いペースで住宅価格が低下しています。
これにより、金融機関はさらに損失拡大することになるので、今後
もこうした状況は続くことになりそうです。
日本でも、最近になってようやくリスクマネーの必要性が認められ
るようになってきましたが、欧米とは大きな差があります。
株式投資、もちろんREITなど、金融商品は多々がございますが、
こうした経済投資においてのリスクを、その経済システムにおいて
どこでリスクをとるかで収益が変ります。
これまでの日本であれば、金融機関全体でリスクを分散していま
したので、預貯金だけが国民の最大で最高の資産運用で、これ
らのリスクを最終的にバックアップするのが政府でした。
しかし、こうした構造はくずれ、自己責任の名のもとに一般の人達
のお金の行き先が見えてきません。
今現在、
REIT指数は残念ながら大きく下げていますが、米サブプ
ライムローン問題による、金融機関の信用不安が一掃されれば、
投資が再び集まる可能性が高まります。
ですので、リスクを取るタイミングを見極めることが重要となるわけ
すが、やはり今後2～3年は厳しい状況が続きそうです。
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※REITへの投資は必ず自己責任でお願いします。
REITへ投資する前に各機関から発表される開示情報
をご確認下さい。REITに関する文章の誤字、誤配信を
一切責任を負いませんのでご了承ください。
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