ＲＥＩＴの目論見書やパンフレットには必ず「○○○投資法人」といった記載があります。
実はこれはＲＥＩＴそのものです。ちなみに、この投資法人とは株式会社のように会社の
種類と考えていただければイメージしやすいと思います。
しかし、投資法人のユニークな点は従業員がいないのです。通常の会社は様々な部署
があり、事業活動のために従業員が必要です。
しかし、投資法人の場合は執行役員１名以上と、監査役２名以上を確保することが出来
れば設立することが法的に認められます。
基本的に投資法人は不動産物件の取得や管理以外のことを行なうことが投資信託法と
いって、投資信託や投資法人に関する法律によって認められていないのです。
そして、投資信託は契約型と会社型の２つのタイプに分類することができるのですが、
ＲＥＩＴの場合は会社型に分類されます。
また、投資法人は資産運用を行なうための船のような存在と考えることができます。
複数の投資家からあつめた資金を載せています。
この船が進むところは不動産を投資する不動産市場を航海するのですが、航海が成功
すればこの船にある資産が増えるわけです。
そうすることによって投資した投資家も潤うことになります。
反対に航海の途中で進路の変更を余儀なくされたり、航海の途中で引き戻される可能性
もあるのでいつも上手くいくとは限りません。
投資したお金が目減りする可能性もあるので注意が必要です。
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